4月3日、愛媛トヨタの社員教育で呼ばれた、大野勝彦さん
の講演会に行きました。
大野さんは45才で、農作業中トラクターに両腕を挟まれ、肘下を
わずかに残し、両腕を切断した方はです。
右腕を巻き込まれ、引っ張り出そうとした、左腕も巻き込まれ、
助けを求めた大声で、出てきた母親に「スイッチを切ってくれ」
と言ったが、スイッチが分からず、母親がその場にた折れ込み、
このままでは死ぬと思って、自分で腕をきりおとしましたとの
ことです。
病院で手術をしたが、麻酔をしたものの、「長く傷口をさらして
いたので、バイ菌が傷口から全身、心臓にまわり、持っても1週間
」という医者の声も聞こえていよいよ覚悟も決めました。との
ことでした。
歴史を戻して、取っ替えることが出来るのであれば絶望の中で母親
に投げつけた「スイッチも分からないあんたのせいで
こうなった」という一言です。あれから母親が変わってしまいました。
あの瞬間だけは、取り換えてしまいたい体験として、後悔しています。
入院3日めで、腕に筆をくくりつけて、傷口から血を流しても字をか
いたのは、今まで一言も口に出して言えなかった「ありがとう」を
伝えるためでした。
大野さんは文字と絵で、現在、北から南まで、人を励まして歩いて
おられます。要請のあった仕事はすべて、受けるという生き方を
20年しているそうです。
美術の才能も能力もなかった人間が、可能性を広げられたのは「退路
を絶たれたからです」と時々下ネタもまじえながら、笑顔で語られ
ました。
大野さんの話には励まされました。
愛媛トヨタの社員教育は、いつも感動します。「顧客満足はもちろん
だが、社員満足度が大切」と横田社長、竹本専務が語ります。
社員が生き生きされているのも頷けます。
一番困難になった時に、頑張り最後まで残るのは、こんな会社かも
知れませんね。

似顔絵パフォーマンスの大野さん

最後に義手で書かれた詩です。